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2010年11月20日 (土曜日)

井上陽水 Tour 2010 Powder in 昭和女子大人見記念講堂(2日目)

 昨夜は人見での陽水さんのライブ、2日目だけ行ってまいりました。人見と言えば、2006年8月に映像化されたライブを見て以来のこと。もうあれから4年も経つんですね・・・そう言えば、あの日は随分暑かった日だった記憶がよみがえってきますが、昨夜は程よい寒さという感じ。時の流れの速さを感じる年齢ですけど、着実にハードワークがカラダに堪える年齢にも入ってきたワタシ。でもワタシより一回りも年長の陽水さんのあのパワー・・・感心するばかりです。

 当日もワタシは仕事に追われ、フル回転でやることをやり半蔵門線へ駆け込み、ようやく開演5分前くらいに到着。まもなく開演を知らせるブザーが鳴り、珍しく7時には明かりが落とされ、メンバーの登場で演奏が始まり、陽水さんが登場というスタイル・・・厚木でも思いましたけど、これってナンカいい感じですよね。

 前回も書いたかもしれませんが、昨年武道館で豪勢なサポートメンバーで締めた陽水さんのこと、やはり一度「御破算」にしたい気持ちなんでしょうね、ベースレス、ドラムレスの変則サポートメンバーって。最初の3曲はずっと変わらずのようですけど、まさに大変な時代を映す鏡のような選曲。陽水さんのライブって最初の数曲はこういう陽水さんなりに感じた「時代」を反映しているような気がいつもしてます。

 今回は前回よりずっと前ではありますが、1階の中ほど右寄りでしたので、最初のうす暗い照明は少し見にくい感じと・・・まずは少し辛口の面から・・・(苦笑) PAは座席にもよるので決めつけるのは難しいのですけど、サポートメンバー4名の音のバランスが悪い曲がいくつかありました。あと今回のツアーは陽水さんのボーカルの凄さ、深さ、妖しさ、優しさ等々を是非聴きたいと感じられるので、もう少しボーカルを前面に際立たせるようなバランスだといいかなと・・・言うほど簡単じゃねえんだよ!ってお声が聞こえてきそうなのは承知の上で。

 そんなこんなで最初は少しバランスが気になっていたんですけど、弾き語りのパートあたりからかなりいい感じでした。MCはリラックスされていたのか(はたまた歌いたくなかった?・そういう発言を前に目にした記憶があるので・笑)あの絶妙な「間」で会場を笑いに誘うスグレもの。笑いに限りませんけど何事も「間」が大切ですよね。「来年からはむやみに笑わないオトナになりたい」とか・・・ワタシ不覚にも「今から」でもいいんじゃないですか?なんて心の中で思いました(笑・失礼)。

 下のセットリストで10~12は、昔の曲をといいながら弾き語りパート。「少し昔の曲を・・・「黒田節」のさわりを歌って・・・そこまで古くないけど30~40年前に作った曲」ということで歌われた「限りない欲望」の弾き語りは圧巻でした!昨年のドラマティックなアレンジのバンド版も良かったですけど、凄みを感じます。

 「覚めない夢」をはじめとするバラード・ナンバーが多めの今ツアー。陽水さんのボーカルは、憂いを秘めつつ優しく妖しく伸びやかに・・・低音から高音まで・・・毎年今年が最高だなんて言ってるワタシですけど、間違いなく聴き手の心の奥底の深層部分の「何か」を刺激するというのか、働きかけるというのか・・・昨夜の仕事で疲れきっているワタシにとっては心が洗われるというか・・・浄化されてゆくというのか・・・ほんと最高でした。そんな中で、 単なるアップテンポではない、「Just Fit」や「氷の世界」はso cool !!っていう感じ。ゾクゾクするほどステキですよね。

 陽水ファンというワケでもないけど、昨夜のセットリストで知らなかった曲がなかった、実は「通」な家内曰く、いつも人型にオーラが出ている陽水さんが、昨夜は丸い感じのオーラで地元だからかリラックスされているように見えたそう。そしてその後ろに同じようなオーラが見えたらしいのですが、それが今堀さん。実はワタシも昨夜の今堀さんのギターに酔った一人・・・いつものライブではオーラを消すかのように裏方に徹する印象の今堀さんですけど、「積荷のない船」の時だったか、このひと凄いシビレルような音を出すねと・・・すごい心動かされましたもん。

 前回のライブレポでワタシ、最後は「赤い目のクラウン」でなんて言ったりしましたが、「いっそセレナーデ」を昨夜聴いて、やっぱり最後はこの曲だなと感じました。セットリストを崩さない陽水さんの自信の渾身の一曲なんだなぁとつくづく感じましたから。長いこと陽水ファンを続けていて良かったなと思えた一夜でした・・・そうそう、7時に始まったライブ・・・きっかり9時に終わり・・・こういうところも神がかってますよねぇ。次回は地元神奈川県・・・当然横須賀は行きますし、あと一か所遠征も予定しています。
 
(セットリスト)
1.この頃、妙だ
2.娘がねじれる時
3.ミスキャスト
4.闇夜の国から
5.ドレミのため息
6.自然に飾られて
7.覚めない夢 
8.真珠
9.タイランドファンタジア
10.限りない欲望  
11.白いカーネーション  
12.東へ西へ
13.お願いはひとつ
14.虹のできる訳  
15.Just Fit  
16.少年時代
17.長い坂の絵のフレーム

アンコール 
18.氷の世界
19.招待状のないショー
20.積荷のない船
21.いっそセレナーデ

サポート・メンバー:(ライブでの紹介順)
(Key) 福田裕彦
(Per) はたけやま裕
(G) 今堀恒雄
(Key) 小島良喜

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