伊勢の旅(その2)
さて旅の備忘録を少し。伊勢は毎年行くことにしていて勝手知ったる場所なので、伊勢や鳥羽界隈の移動を考えて、いつもクルマでの旅となります。いつもは伊勢湾フェリーを使うところですが、東名が車線規制やら、いつものトラックの追い越し車線塞ぎやらで、浜松西までに随分と時間がかかってしまい、フェリーの時間に間に合わない可能性大でやむなくそのまま高速で。途中に昼食などの休憩を挟んで6時間近くかかっちゃいました。また金曜日なので高速代も9,550円と高い!帰りは日曜日だったので1,350円で済んだんですけど、やっぱり東名は交通量が多くトラックも多いので疲れます。
ライブのあった金曜日は本当にいい天気で暑い感じだったんですが、翌日は生憎の曇りで小雨の舞う天気。いつものように、豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りした外宮から参拝させて頂きます。凛とした御神気に満ちた清清しい空間ですね。そこからクルマで移動して、「ものごとの最初に御出現になり万事最も善い方へ"おみちび き"になる大神で、古事記、日本書紀などにも「国初のみぎり天孫をこの国土 に御啓行(みちひらき)になられた」と伝えられる猿田彦神社へ。ここには境内の片隅の小さなお社なんですが、天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに神楽をされ、大御神が再び現れて平和な世を迎えられたと伝えられ、芸能の祖神と仰がれる佐瑠女神社もあり、一応芸能関係の仕事をやっている家内はいつも欠かさず参拝する場所です。
そこから、すぐ近くの内宮の駐車場に移動して、いよいよ天照大御神(あまてらすおおみかみ) をお祀りした内宮へ向かいます。平成25年に「第62回式年遷宮」(20年に一度社殿を作り変え、場所も移られるのです)を迎えるということで、もう宇治橋の架け替えが行われていて、仮の橋から神域に入らせて頂く格好。いつも残念に思うのは、あまりに観光地化され過ぎていて、宇治橋を渡ればそこは神聖な場所だということを認識していない人が多いことでしょうか。これくらいの最低限の気持ちの切り替えというか、場所をわきまえることすら出来ない人が少なからずいることは悲しいことです。五十鈴川岸の御手洗場で手を清めて、正宮への階段を上ってゆきます。一度人の少ない早朝に来て、玉砂利を踏みしめる音と、風と森の匂いだけを感じて参拝したいと思います。これだけガヤガヤしていると、なかなか心を澄ませてというワケにも行きませんから・・・まだまだ精神修行が足りないんでしょうけども。
参拝を済ませ、宇治橋を渡れば、あとは歴史と食の宝庫の「おはらい通り」が待っています。さすがに土曜の昼ともなるとこのような人出で賑わっています。その途中には、更に濃密な空間の「おかげ横丁」があり、ぶらりと散策するにはもってこい。こういう場所に来ると、基本的には土地の名物を頂くものなんでしょうが、もう常連のワタシは敢えて違う道を歩むのでした・・・続く
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