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2007年2月22日 (木曜日)

井上陽水奥田民生 in Zepp Tokyo

 ここのところ多忙で、どこかのTVCMではないけれど、背中にどんどん重荷を背負っていくような感じで・・・しかも一応ちょっとお堅い文章を書く仕事をしているもので、もう文章を書かなきゃいけない・・・ってことに吐き気すら催す状況で、とてもブログを書くなんてことはできず、度々お越し頂いている皆様には失礼ばかりしております。

 そんな気分をスカっと晴らしてくれたのが、先日19日にお台場のZepp Tokyoで行われた井上陽水奥田民生のライブだった。チケット運のない著者にも、Aブロックの早い番号が付いたチケットがプロモーターから送られてきて、万難を排して会場へダッシュ。そうなればとにかくできるだけ近くで見たいのが人情というもの。そして足腰に自信が揺らぎかけている今日この頃だけに、寄りかかる杖ならぬバーは必要だろう(笑)。

 会場に着くと、ひと目で陽水ファンと民生ファンの区別がつく年齢層のギャップ。ライブハウスでこれだけ多彩な面子を見ることはなかなかないんじゃないだろうか。とは言え、我々陽水ファン仲間は皆さんしっかり2階指定席のチケットを握っていらっしゃる。ということは、1階フロアは民生ファン比率は高いはず・・・そんな読みの中、Aブロックでは予想通り民生氏サイドのマイク前に人が集結。その間隙を縫って陽水氏サイドの最前列をゲット!しかも前にバーがあり、そこから1M先にはもうステージ。陽水氏愛用のアコギが2台セットされている。

 ライブレビューについては、いつものように著者のHP「なぜか井上陽水」コーナーにアップしているので、ネタバレで宜しければご覧下さい。

 とにかくライブは『音楽』とは本来こういうもの、つまり単純にその場の空気中に流れてくる音を楽しむものだということを強く感じた最高に楽しいものだった。陽水氏にしろ民生氏にしろ、幾つかのインタビュー記事を読む限り、曲作りは「相手に投げてヨロシク」みたいな感じらくし、その負担は格段に軽くて、しかもそれで『ダブルドライブ』のようなご機嫌なアルバムが出来てしまうから不思議なもの。そしてライブでもMCの負担も歌の負担も半分。二人のミュージック・シーンでのキャリアを考えれば、どちらかが何とかしてくれるだろうと思っていてもまずOKだろうし。

 MCは自ら「司会の」と自己紹介していた陽水氏が主導で、ここ5-6年のツアーで磨きのかかった取り留めのない話術を惜しみなく披露し、絶妙のタイミングで民生氏がつっこむ形で、更にMCが長引く「好」循環(笑)。多分民生ファンは陽水氏の天然ぶりに驚いたのだろうけれど、陽水ファンからすれば最近のライブを考えればさほど驚くことでもないのだ。ボケ役の陽水氏とツッコミ役の民生氏。ちょっと最近のお笑い界でもここまで会場をどっかんどっかんと湧かせる芸人さんは少ないかも。

 じゃあ音楽は手抜きかっていうと全くそんなことはなく、むしろ負担が半分だけに力が有り余っている感じ。陽水氏のメタリックなハイトーン・ボイスなんか、自身のソロツアーでもそうそうお目にかかれない迫力だし、声を出す時の息の吐き具合と喉の搾り具合の絶妙なコントロール加減による絶妙のボーカルの強弱は、今のミュージーック・シーンでもなかなかお目にかかれない・・・ファンだからという贔屓目はあるにせよ本当にそう思う。そして声質の全く違うこの二人が混ざり合うと、いい塩梅のコーラスになる不思議。

 とにかく楽しかった!若い人から見れば著者などは「ナンヤこのオッサン」みたいに見えるかも知れないが、そうは言ってもyoung at heart。陽水氏のファン暦は著者が中学生の頃から、つまり30歳くらいの人などまだ生まれていない頃からなのだが、陽水氏は今流行しつつある「懐かしの系」のミュージシャンではなく、依然として常に新しい音楽を提供してくれる現役シンガーであることは、本当に嬉しい限り。だって今若いあなたが聴いているミュージシャンが、数十年後にあなたを更に素敵に楽しませてくれているかどうか・・・そう考えると多分奇跡に近いような気がする。そういう意味で、民生氏はこれからまだまだファンを楽しませてくれそうな素晴らしい「ギタリスト」であり、「ソングメーカー」であり、そして「シンガー」だと思う。

 さてこのライブ。翌20日の分と合わせて「イイトコ取り」で4月1日にWOWOWで放送されるという。そう言えば、私の居た最前列とステージの狭いスペースで、TV撮影をしていた結構ご年配のイイ感じのカメラマンの方がいらっしゃった。MCの内容はとても覚えきれないし、書ききれないので、そこで百聞は一見にしかずということで。

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