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2006年11月 5日 (日曜日)

「名古屋の」ボブ・ディラン

昨夜、NHK BS-2で放送されていた『フォークの達人「友部正人」』を録画していたのを今日観た。

友部氏の名前は存じ上げていたものの、かつて同じくNHK BSで放送された井上陽水氏の「空想ハイウェイACTⅡ」に出演されていた時に初めて拝見した次第。その時演奏された「一本道」に心を動かされ、その後も気になっていた存在だった。

「フォークの達人」っていうタイトルってどうよ・・・とは思うのだが、友部氏だけにスポットをあてて1時間半の良質な番組を作れるのはNHK BSだけだろうし、敢えてそれ以上文句は言うまい(笑)。司会を進めるグッさんは、詞の世界観ばかりに力をこめていたが、じっくり横浜のMotion Blueでのライブを聴かせて頂いた印象は、詞に惹き込まれるのはもちろん、そのメロディーとボーカル、ギター、ブルース・ハープの織り成す全体が、「友部正人」そのものの存在感なのだなと感じた。

弾き語りでの、ぐっと惹き込まれる存在感しかり、ジャズピアニストの板橋文夫氏とのセッションの凄み、そして大編成バンド「パスカルズ」との共演での多彩なアーティストぶり・・・。どこかシャイで、物憂げで、でも一本芯の通った語り口。決して難しい言葉を使っている訳ではないのに、その組み合わせによって、その情景がクッキリ浮かび上がるかのような独自の詞の感覚。

インタビューの中で、ボブ・ディランの影響を受け、「日本のボブ・ディラン」と呼ばれていても、「世界のボブ・ディラン」と言われるワケではないと、何気ない「真実」を語りつつ、「名古屋のボブ・ディラン」と呼ばれていた時くらいが丁度いいと語っていた友部氏。これもまたいい番組だった。

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