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2006年3月21日 (火曜日)

『かもめ食堂』を観に行った

Kamomepos_1
以前、このブログでご紹介した『かもめ食堂』を、109シネマズMM横浜(みなとみらい線新高島駅)でようやく観ることができた。銀座は自由席で並ぶのが必要だが、ここなら指定席でゆったり観られるし、まだ出来てさほど経っていないので比較的空いてもいる。

このシネコンの中では小さなシアターでの上映だったが、WBCの日本優勝を見終えて繰り出した人で(?・笑)客席は結構埋まっていた。映画に刺激やエンターテイメント性を求める人には決してお勧めしない映画で、ストーリーは、日常の何気ない、でもちょっとしたエピソードを中心に淡々と展開してゆく。

でも、国や民族は違っても、そしてある国に対するステレオタイプなイメージはあっても、その裏にはやっぱり同じ人間として「何か」を抱えて生きてゆく姿もあるんだなぁなんて「当たり前」のことを感じたり、手作りの心のこもった「食事」は大切だなぁとしみじみ思ったり・・・日常を淡々と映し出してゆきながらも、どこかフェアリー・テールであり、海外それもある意味馴染みのないフィンランドという国での非日常でもあったり・・・

プールで泳ぐ小林聡美さんの映像と共に、彼女の鼻歌的な挿入歌で使われている陽水氏の『白いカーネーション』が、この映画全体に流れるなんとも優しい空気をシンボリックに浮かび上がらせる。そして『かもめ食堂』という映画のタイトルとは一見結びつかないようなエンディングで流れる陽水氏の『クレイジーラブ』が、自由であることと切ないこと、哀しいことと優しいこと・・・そんなすべての人の思いを響かせる・・・素敵な映画だった。

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